ガイドライン工法とは、地震や台風に強い安心・安全の瓦工事方法です。
平成 12 年(2000 年)5月の建築基準法の大改正により、建築物の構造や工事方法の内容を定めたり、政令、告示も平成 13 年(2001 年)6 月に公布、施行され、屋根の工事方法も、より科学的、より安全なものに大きく変化しました。 これまで 1400 年にわたって培われてきた伝統に加え、科学的データに基づいた新しい工事方法を示したのが『瓦ガイドライン工法』です。
建築基準法の告示規準 (昭和46年建告109号) |
瓦屋根標準設計・施工ガイドライン (ガイドライン工法) |
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概要 |
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緊結箇所 | 軒、けらば(端部から2枚までの瓦) むね(1枚おきの瓦) | 原則として全ての瓦 | |
緊結 方法 (※1) |
軒、けらば | 銅線、鉄線又はくぎ等で緊結 | ねじ及び2本のくぎで緊結 |
むね | 銅線、鉄線又はくぎ等で緊結 | ねじで緊結 | |
平部 | 規定なし | くぎで緊結等 | |
耐久性 | 屋根ふき材・緊結金物にさび止め・防腐措置をすること | 屋根ふき材・緊結金物にさび止め・防腐措置をすること | |
イメージ |